CROSS TALK
対談インタビュー
入社4~6年目の社員の本音対談
私たちなら挑戦を続けて、
もっと高みへ行ける
この先の未来は私たちがつくる
フォーマルな場面ではスーツ、現場では作業着を着こなし、土木、建築、リニューアルの各分野で活躍している社員達が、
入社からの歩みを振り返り、現在の業務内容や仕事の面白さ、京王建設横浜の魅力などを語り合いました。

建築本部
リニューアル部
大規模修繕課
N・Y
2020年入社
中途採用で入社
大規模修繕工事の営業と施工管理を経験

営業本部 設計部
BIM推進課
S・I
2019年入社
新卒採用で入社
新築工事の施工管理から、BIM推進課へ異動

鉄道土木本部
鉄道土木部 土木課
K・S
2021年入社
新卒採用で入社
土木工事の施工管理を担当
‘‘京王建設横浜は、転勤がなく腰を据えて働ける。
充実した職場環境です。’’

S・Iさん。先日は私が担当している大規模修繕工事現場の説明会にて、BIMによるご協力とサポートありがとうございました。S・Iさんはなぜ京王建設横浜を選ばれたのですか。

大学で建築を学ぶうちに、「施工管理」の仕事に就きたいと思い、地元の会社で転職がないゼネコンを調べました。会社説明会で女性社員のお話しを聞いたことが入社の決め手になりました。今、入社6年目になります。

K・Sさんはこの3人で一番若い入社4年目ですね。


大学でお世話になった先生が京王建設横浜のことをよく知っていて、「現場に一番近い施工管理をやりたいなら」と勧めてくれたのがきっかけです。ゼネコンの中には全国展開している会社もありますが、京王建設横浜では転勤が一切なく、施工現場も通える距離にあるので、腰を据えて仕事をしたい自分にはぴったりでした。

確かに、足の運べる範囲内に現場があるので、工事が終わった後の様子なども自分で見に行くことができて、モチベーションにも繋がりますよね。
N・Yさんは中途入社とお聞きしています。

はい、前職は建物の防水工事専門の会社にいました。京王建設横浜から工事を請け負い一緒に仕事をしたことがあったのですが、外から見ていて「良い会社だなぁ」と思っていました。30歳になり、仕事の幅を更に広げたいという思いとゼネコンへの憧れがあって転職しました。入社5年目になります。

専門性の高い会社から総合力のあるゼネコンへの転職は珍しいですね。

私は建築のなかでも、集合住宅の維持保全の仕事に興味があり、この仕事を選びました。老朽化した建物の増加や、定期的なメンテナンスの重要性の高さから、リニューアル分野は、今後も需要が伸びるといわれています。マーケットとして非常に興味深く、安定して仕事があると思い、転職を決めました。
‘‘BIM活用で変わる現場の未来、私が一歩を踏み出していく’’

N・Yさんが担当している高層マンションの大規模修繕工事は順調ですか。

はい、49階建て、600世帯程度の高層マンションの大規模修繕工事で、特殊なドーナッツ状のゴンドラを組み工事を行っています。49階から1か月毎に1フロアずつ降りて修繕工事を行う方法を提案し、マンションの理事会と総会の承認を得て着工。修繕完了まで約2年半という大規模な工事です。S・IさんがBIMを活用しサポートしていただいたおかげで、受注に繋がった物件です。その際はありがとうございました。


S・IさんはBIM推進課でしたね。建築BIMは革新的で効率的な技術と聞いていますが、どのようにBIMを活用し提案をされたんですか。

これまで主流であった建築ソフトウェアのCADでは、2次元図面がメインでしたが、BIMでは統合された3Dモデルを活用し、データの一元管理やシミュレーションや分析が可能になります。N・Yさんが担当している大規模修繕工事案件では、工程のシミュレーションを作成し動画を使ってお客様へ説明しました。言葉だけでは伝わりにくい部分を可視化し、提案の後押しができたと思っています。

大規模修繕工事では、足場を組み工事を進めるケースが多いので、「ゴンドラを使用する」と聞くだけでは、イメージすることが難しいですよね。BIMでの説明はビジュアルで分かりやすく、非常に説得力がありました。

BIMは3Dの立体モデルを作れるだけでなく、発注書、見積書、申請書類など様々な種類の資料を作成することができるため、今後の「施工」において欠かせないものになります。ただ、習得するのが大変で、日々パソコンと戦っています。

BIMにはメリットがたくさんあるんですね。

CADは線ですが、BIMは立体の3Dモデルを作成することができるので建物が建つ前に、クライアントに細かな収まりを説明したり、内装のクロスの色など、細かな箇所まで事前に提案することができます。とても便利なソフトです。BIM推進課に異動する前は、新築工事の現場で施工管理をしていましたが、このBIMを活用することができれば、業務効率やコスト削減など様々なメリットを現場にもたらすことができると、日々実感しながら仕事をしています。現場を支える裏方の仕事ですが、誰よりもBIMに詳しくなれるよう勉強の毎日です。

S・Iさんのような若手社員が、建設業の未来を支える新しいことにチャレンジしているのは素晴らしいことです。頑張ってください。

まだ手探り状態ですが、さらに経験を積んで、「私に何でも聞いてください」と言えるエキスパートを目指します。
‘‘土木工事は経験値。
現場でしか得られない成長実感と、達成感に魅了されます。’’

K・Sさんは入社以来、土木工事の施工管理を担当されていますね。

はい、4年間、様々な案件の土木工事に携わってきました。配属された現場事務所に、家から直接向かう直行直帰のスタイルです。半年前からつい先日まで、緊急指定病院前の道路の拡幅工事を担当していましたが、無事工事が終了したところです。今は竣工書類の作成などを行っていますが、緊張感がほぐれ、ほっとしています。


そうだったんですね。お疲れ様でした。やはり大変なことや苦労があったからこそ達成感が伴うものですよね。

そうですね。今回の現場は緊急指定病院の前だったので、交通量が多いことに加え、塞いではいけない場所でした。工事を進めるために、様々な方々との調整が必要で大変でした。また、協力業者の職人さん達は皆さん大ベテランなので、言葉遣いや接し方には日々気を付けています。

建設業界全体で共通することですが、人手不足や高齢化は今後の課題ですよね。

需要はあるけど人手が足りない現状には危機感を覚えますが、経験豊富な方から直接技術を教えてもらえる機会が多くある環境は、自分自身のスキルアップに繋がりそうですね。

入社1年目の頃、相鉄線ゆめが丘駅周辺の大規模な宅地造成工事現場に携わりました。初めて配属された現場だったので、分からないことが多かったのですが、上司はもちろん職人さんから教えてもらうことも多くあり、育ててもらったと感じています。完成後に見に行った際、地元の住人から「通りやすくなったよ」と声を掛けていただき感激しました。

出来上がりは絶対見に行きますよね、うらやましい。

土木工事は天気や地質などに影響を受けるので、設計の数字通りには収まらず、現場主義な一面があります。実際に工事が行われる現場に合わせて、工事を進めていくことが大切です。場数を踏んでいくと現場での勘も働いて、「ここは皆が通る道路だから、これぐらいの高さが必要」などと分かってきます。現場では、マニュアル通りでは上手くいかないことや、解決策が1つではないこともあり、悩むこともありますが、乗り越えた先の達成感が大きいです。

土木工事は、生活基盤を支える役割があり、住民の日常に溶け込んでいく大切な仕事ですよね。

インフラ工事は、普段目に見えない部分なので、直接感謝される機会は少ないですが、横浜近郊の現場が多いので、施工した場所を見に行ったり、通りがかったりすると、工事終了時の達成感が蘇ってきて、また頑張ろうという気持ちになります。地域に根ざして事業を展開している京王建設横浜で働いていて良かったと感じる瞬間です。

私が以前担当した、駅直結の超高層マンションの大規模修繕工事では、重機の使用が夜間に限られておりました。夜間帯でありながらも、快く協力してくれた職人さん達と仕事ができたのは、共に地元に根差して歩んできた歴史があったからだと思っています。K・Sさんも土木工事で職人さんと地場で繋がっている意識は感じますよね。

N・Yさんのおっしゃる通り、地元意識は確かにありますね。地元の協力会社や職人さん達との関りを大切にしながら、安全且つ高品質、更に短工期で円滑に現場が進むよう現場を管理していきたいです。
‘‘人を大切にしている京王建設横浜だからこそ、働き続ける理由がある’’

S・Iさんは現場と本社、どちらでの勤務経験がありますが、会社の印象や雰囲気はいかがですか。

そうですね。現場でも本社でも、一緒に働く人を大切にしている方が多いと感じます。


それは私も同感です。課長とお会いすると、「元気? 大丈夫?」と、いつも声を掛けてくれて、気にかけてくれています。若手社員を集めた食事会なども設定してくれて、普段現場では言いにくいことも何でも話せ場を作ってくれています。各現場の情報共有や、困りごとの相談など、私も本音ベースでいつも話しをしています。

それは面倒見の良い上司に恵まれましたね。

はい、ゼネコンはもっと固い雰囲気かと思っていましたが、京王建設横浜はとても人に温かい会社だと思います。

N・Yさんは転職を経験されていますが、京王建設横浜はどんな会社ですか。

会社の規模感もそうですし、転勤がなく従業員同士が互いに顔を合わせられる環境なので、人との距離感がとてもちょうど良いと思います。上司ともすぐに話しができて、意思決定も早く仕事がしやすいです。特に私は、外から見ていて、「この会社いいな」と思って入社したので、間違っていませんでした。

確かに、どのような環境で、どのような人と一緒に働くのかは重要ですよね。

長く働き続ける上では、転勤がなく将来設計がしやすいですし、自分が手がけた現場が近くにあると、モチベーションが上がります。

良いこといいますね、K・Sさんと仕事がしたくなりました(笑)。歴史を歩む中で蓄積してきた技術と信頼があり、安定性と将来性は、京王建設横浜の強みだと感じます。

成長という点でも私は魅力に感じています。建築の物件ですと、現在は、鉄筋コンクリート造、10階建て前後の集合住宅の新築工事案件が多いです。杭工事から内装工事まで、現場の流れを自分の目で見て理解することができ、全体像を掴むことができます。工期は1~2年の案件が多く、若手の内から経験と知識を習得することができる環境です。

仕事の流れが見えてくると、だんだん面白くなってくるのが「ものづくり」ですよね。私の次の配属現場は、花と緑の博覧会(GREEN×EXPO 2027)の土木工事!気持ち新たに頑張ってきます。
‘‘どの仕事も面白い!
私たちとこの先の未来と、京王建設横浜をつくりましょう!’’

では、就活生の皆さんにメッセージをどうぞ。

施工管理は決して楽な仕事ではありませんが長く続けていける仕事で、達成感を得られる仕事です。私は、この仕事で、この会社で良かったなと、強く感じています。まずは、1級土木施工管理技士の資格を取得し、現場を動かせる存在になれるよう、一歩一歩ですが成長のステップを踏んでいくことが今の目標です。


就職活動においては、自分との相性を大事にして欲しいなと思っています。人それぞれ性格や考え方が異なるので、相性を探っていくプロセスを疎かにせず、しっかりと見極めて欲しいです!現場見学など実際に参加し、自分の目で見て感じるのが1番ではないでしょうか。ちなみに、私の今後の目標は、BIMの知識を現場に還元し活用の幅を広げていくことです!業界の動向にアンテナを張りながら、現場の未来を変える一歩を踏み出せる人材になれるよう、これからも頑張ります。

お二人とも非常に頼もしい限りです。今回の対談で、K・SさんやS・Iさんの思いを聞き、私も励みになりました。仕事内容や働く場所は異なりますが、胸に秘めている思いに共通する部分がある。これこそが一緒に働く良さだと感じますし、こういったメンバーと一緒に働けることこそが「京王建設横浜で働いていて良かった」と思う理由です。時代に合わせて様々なことが求められてくる中、会社も変わり続けなければ生き残れません。これからは、技術を継承し文化を育てながらも変化や進化を楽しむことが大切だと考えます。「この先の未来を一緒につくり、地域社会を一緒に支え盛り上げてくれる方と出会いたい!」これが私のメッセージです。一緒に京王建設横浜の未来をつくってくれる、そんな人と出会えたら嬉しいです。